■インプラント(Implant=植えつける)は人工歯根療法とも言われ、歯の抜けたところに歯の根っこにあたる部分を埋入しその上に人工の歯(ブリッジやクラウン)をかぶせる治療方法です。
■手術によって埋め込まれたインプラントは、骨になじんでしっかりと固定され 、健康な歯のように噛むことができます。
素材は人工関節や骨折時のプレートで使用する体になじみのよいチタンという金属を使用します。
■従来からおこなわれているブリッジや入れ歯などの治療法は土台となる歯に負担がかかったり、入れ歯に違和感を感じたり、入れ歯が動いたりする場合があります。
また、歯が抜けたまま放っておくと抜けた部分の骨は年数が経つにつれて次第にやせていきます。こうした問題を解決するのがインプラントです。
インプラントは骨にしっかりと固定されるので、自分の歯に近い感覚でものを噛んだり話したりできます。
また、残っている歯にかかる負担が少ない治療法です。
■インプラントは年齢の上限はありませんが、骨の成長がほぼ終了する16歳ぐらいから治療を受けることができます。
ただし、あごの骨の状態によっては治療を受けることができない場合があります。また、歯周病の場合は、残っている歯の治療をおこなってからインプラントをすることになります。
ほかの病気や健康状態によってもうけられない場合がありますので、歯科医師とよく御相談ください。
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